2006年８月６日（日）朝９時３６分、３３３０ｇの男の子誕生。名は（太一）君。ムーンビレッジの我が家で僕がとりあげ、へその緒を切った。５日夜の７時位から定期的な陣痛が始まり、６日明け方まで、僕もはるかも陣痛のうねりに眠れぬ状態で、いよいよ本番直前に産婆さんがわりの（アスマ）－山岳民族リス族の女の人で子供を５人生み育てた経験者ーが現れた。
昨年のインドへの旅は（ハネムーン）で今年４月からのインドは実は（胎教のたび）だった。自宅で自然出産をしようときめてたので、安定期に２ヶ月ヒマラヤ（ダラムサラ）にゆき、安産のための体力つくりが第一目的で、ぼくら、毎日１０ｋｍから２０ｋｍのヒマラヤ歩きをしていたのだ。ダライラマには（あえたらいいな）程度の気持ちだったので、結局あえなかったけど、それでも、８月６日の太一の出産をききつけたダラムサラで（るんた）という日本食レストランをやってる（なおこ）さんからのメールでは、（連日大雨の雨季の中、８月６日だけ晴れて、しかも、その夜の月にダライラマの顔が映っていたというので町中が大騒ぎだった）と報告されて、今度は太一と３人で本気でダライラマ参りだな、と（うちゅうのだいじょうぶ）を感じた。
PAIでは定期的に病院に通って（母子手帳）も作ってもらい、病院のシステムを学びつつ、僕自身は本をいっぱい読んで（ドクターとろん）を目指した。今後の自宅自然出産予定のあなたにむけて、ちょっと紹介するね。
�@『生まれる力産む力』 カンガルーの会編 教育資料出版会刊
�A『桶谷そとみの新母乳育児の本』桶谷そとみ著 主婦の友刊
�B『おなかの赤ちゃん１０ヶ月』木村好秀著 オーイズミ刊
�C『ウパシクマ』青木愛子述 長井博記録 樹心社刊
�D夫婦でいいお産をしよう』正木かよ著 メディカ出版刊
�E初めて妊娠出産を迎えるママの本』新星出版社刊
この中で、特に、正木かよさんの本は何度もよんだな。いい本、だよね。オススメ。
このほか、ホームページで『自宅自然分娩』経験者３組の文章や写真をみたり、マタニティー雑誌もよくよんでたなあ。
今回は初体験だったので、ヘルプしてくれる経験者がいて安心だったけど、次はまったく二人だけで出産できる（本能）のような（なにか）を二人とも体得できたな。パパとママと赤ちゃんの３人の呼吸が一番大切！！たとえば今回、最後の頭がでてくる場面と胎盤が出てくる場面では、その経験者の山で身に着けた早い勢いに負けてしまって、早くいきみ過ぎたり、無理に胎盤を出したりしてとても後悔している。ゆっくり頭がでてくるようにできたこと、自然の陣痛でゆっくり胎盤がでてくるのを待てたこと。（経験者）は頼りになるけど、人によっては、他のやりかたに無知なのに閉鎖的で、自分のやりかたが唯一正しいと確信してるから大変。
緊急事態に即座に対応できるようにしたうえで、産む人が一番リラックスできるスペース（僕らは住みなれた我が家だった）で愛するパパと母性力のママと外に出ようとする赤ちゃんの呼吸でゆったりした（マイペース出産）がベスト。それが、母体にも赤ちゃんにも今後の親子関係夫婦関係にも一番だと思うな。次は女の子がいいな、と二人で意欲満々のこのごろ。
８月６日の出産のあと、８月１２日に（お七夜）をやった。５０人くらいの人たちが赤ちゃんを見に来てくれて、六角堂でお祝いをし、夜は熱気球を大空に！！！そして８月２０日、亡き（たかし）の両親がムーンビレッジにやってきて（たかし）作の石釜にひでさんが火を入れ、ピザやパンや魚を焼いて弔い。うまれでてはしにゆくいのちたち。
そして、新月で日食の９月２２日には、ムーンビレッジの土の家に住む（あすか＆ひでさん）の結婚式を六角堂で。まだ結婚してない僕とはるかが（なこうど）さん。（あすか）は（林あすか）といって、『SPECTATOR』2005年SUMMER号 幻冬舎刊 『PONCHO』2006年春夏号 講談社MOOK刊 『ｂｐ』BE-PAL増刊号 小学館刊 等に写真や文章を描き続けている放浪写真家。来年２月５日出産予定。PAIはいま、出産ブーム！！！
１０月５－６の二日間、PAI の町の祭り（かぶとむし祭り）があって、僕ら（くるくるPAIバンド）も参加し、１１月１５日にはPAIに（カラワン）（カラバオ）等のタイでの人気バンドを迎えて、ぼくらもお祝いに日本の音楽をやる予定。はるかは太一くんを背負ってステージに立つので見もの、だな。
人を巻き込むエクスタシー、の僕が今では自分のすべてが太一君に巻き込まれていて、気がついてみると朝早くから毎日小川で３０枚ものおむつ洗いをしてたり、おいしいオッパイが一杯でるようにと市場を歩き回り本気になって料理なんかしてるボクがいる。なにしろボクが作ったご飯からオッパイができるんだもんね。このオッパイを飲み続けて2007年、祭りの最中、８月６日、広島の日に太一君は満一歳を迎える。すくなくともムーンビレッジでは母性や子供たちや自然の音色をベースにした雰囲気にしたいな。
年末は３人で里帰り。そして入籍して、いよいよ本番の2007年！！！。みんな、カップル誕生の町オッパイのPAIにおいでよね。
５５歳でPAPAになったしあわせいっぱいのとろんより。
PS ハワイ に住む太極拳（タイチ）の（アサンガ）さん。はるかとの出会いの（愛のキューピット）ベスト３の一人。お元気ですか？？？2007年７月７日七夕の日、ムーンビレッジでぼくたちの結婚式をするので、ぜひ、太一をみにきてくださいね。ふたりとも、とっても、感謝してますよ。アリガト。
（しきゅうからちきゅうにやってきた、太一くんへ捧ぐ！！）
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2007年のお祭りへの祭銭‥‥三菱東京ＵＦＪ銀行 岡山駅前支店 ６０１－０８９８９８７「アラカワヒロシ」
http://soul-love-fusion.com とろんのＨＰ
http://amanakuni.net/toron/
とろんより、アンタに向けて、ちゅ！！！
