私はある時、自分が前世で盲目であったことを思い出しました。きっかけは、沖縄在住の大伴由美子先生という呼吸法の指導者に、偶然お会いしたことです。由美子先生は、瞑想やボディワーク、音楽や絵画療法を通し、病んで道を見失った人たちを回復に導き、かけがえのない人生に踏み出してゆくお手伝いを長年にわたってされている方です。由美子先生が手をかざすと、エネルギー調整が起こり、水がおいしくなったり電化製品の電磁波が除去されたりします。物ばかりでなく人間にも、その時に必要な反応が起こりますが、あの日の私は、すごく眼が痛くなって、忘れていた前世のリアルな記憶が蘇りました。パズルがとけるように、これまで自分の中で不可解だったことの意味がわかり、それによって随分と楽になりました。
見えなかった前世で、周囲のエネルギーを気配や触覚で感じとりながら手探りで生きていた私にとって、今生で「見える」ということが不思議で、あれらはこんなふうに見えていたのか!という驚きは今でも日々新鮮です。ただ、見えることによって逆に何かを見失ってしまったもどかしさを感じていました。
自分をとりまく様々な想念やエネルギーと自分の関係とを的確に感知しきれないために、私はいつも混乱していました。以前から瞑想を習慣にしていましたが、自己流はやはりこわいです。私たちは、本当は大きな生命のエネルギーの海の中で生きているのです。日々の生活で心身の不調、いき苦しさを感じるとしたら、そこにアクセスできずに、違うところでひっかかってしまうからです。由美子先生が指導する「湧式瞑想呼吸法」との出会いによって、私の中に、その海につながる回路がやっとひらけました。目に見えるものは、見えないものによって支えられているという、その事実をないがしろにしない生き方の指針が、そこにはありました。
ところで、「ここ一番!」というときに、ありえないような力や美しさを、人が発揮するのを見たことがありますか? あるいは、すごい直観がひらめくとき、その人は宇宙の無限のエネルギーにつながっているんでしょうね。
例えば、先の冬季五輪で金メダルをとった荒川静香さん。世界の大舞台で、あれだけ冷静さを保ちながらの完璧な演技は鳥肌ものでした。あの時の彼女のエネルギーの状態は、何かとてつもないものでした。それにしても、同等の実力をもちながらそれを発揮できなかった他の選手たちと、何が違っていたのでしょう? その疑問の解答となる画像をみて、私はショックをうけました。目に見えないと思っていたエネルギーの状態が視覚化され、科学的に説明されていたのです。そこには、彼女の身体の中心軸を貫く、天と地につながるエネルギーとその合流点の様子が等圧線のように描写されていました。その画像を作成したのは、沖縄でクリニックを開業している大伴正統先生で、由美子先生のご主人です。先生は、簡単そうで実は非常に難解なオーリングテスト(ライフエネルギーテスト)を確実に使いこなし診療される日本でも数少ない医師の一人であり、荒川選手の画像もその手法で解析されました。人間が真に健康で、可能性を最大に発揮できる状態について、医学界ではまだ未知数のエネルギーという観点から、様々な資料と共に東大の学会で発表もされています。
そこからわかることは、人は、天から下降してくるエネルギーと、地球の中心から上昇してくるエネルギーを受けて生きているということ。そしてそれら両方向のエネルギーの合流点(ジャンクション)の場所が、非常に大事であること。ジャンクションは移動しやすく、緊張などストレスで正常位置からずれてしまうと、実力はあってもその力を発揮できなくなること。ジャンクションを基点に天と地にしっかりつながれた時、常識を越えた大きな力が、その人を通して働くということ等が、他の選手たちも含めた画像から読み取れました。古今東西、道をきわめようとする人たちが常に目標としてきたそのような心身の状態を、イメージやリズムを用い最初から設定し、天と地につながった存在として呼吸する(いきる)のが「湧式瞑想呼吸法」です。
人が活き活きと、若々しく、自分らしさを最大限に発揮している状態と、その逆の状態を、例えば回るコマに例えてみましょう。勢いよく高速回転しているコマは静止しているように見えますが、そこには大きなエネルギーが働いています。勢いを失えば、立っていることができなくなります。人の身体には、もうひとつ「体心点」という非常に重要なポイントがあり、そこが活性化している限り健康でいられます。由美子先生が開発した「湧式体心点呼吸法」は、その「体心点」を活性化させるための激しい呼吸やボディワークを伴う動の瞑想です。私はこれを行って、体の中心核に火が灯された感じがしました。硬いろうそくに火をつけると溶けてゆくように、いきなり身体が軟らかくなりました。老廃物も溶けてゆくらしく、いきなりスリムになった人もいます。これらの画期的な呼吸法を、ぜひ体験されて、習慣にしてみてはいかがでしょうか。
詳しくはワークショップの案内をご覧下さい。
(うえくさますみ・湧式瞑想呼吸法・体心点呼吸法インストラクター) |