(たましいのかくじっけん)第2弾 in PAI

(おとなのようちえん)

−2012年12月から108日間のギャザリングー

 (たましいのかくじっけん)第1弾は、旧ムーンビレッジにて2007年7月7日七夕から7週間、49日間続いた。PAIに住み始めたアメリカ帰りのタイ人オーガナイザー「ロットー」の参加で、沢山のスポンサーがついて、タイのカリスマバンド「カラワン」も2回来てくれたり、(たまたま必然)2007年の「日タイ修好120周年記念」行事とも絡まりあって規模が膨らみ、1000人の人達が集まるシーンもあった。参加者の多くは日本や世界中からの旅人だったり、タイ人たちであった。ワークショップ、音楽なども、それぞれが自主的に名乗りをあげて掲示板に書き込み、自らチラシを作成して展開してゆき、祭りの「いいだしいぺ」のボクは、その日その日の想いつきで(聖山ドイチーチョンへの登山)(3組の結婚式)(トークライブ)(PAワークショップ)(田植え)などを企画してゆき、49日のほとんど毎日、ムーンビレッジやPAIの町のアチコチで何かが起きていた。オフシーズンなのに、ムーンビレッジの周りのゲストハウスはどこも一杯だった。
 祭りの初日に播いた米の種が実り稲刈りが終わった11月の初め、突如とムーンビレッジが売却されることになり、同時にボクの両親が痴呆症で入院し、GOOG&GODなタイミングで大きな転機を迎える。そして、またもやGOOD&GODなタイミングで、もっと山奥のむムーンビレッジより3倍広い土地をボクらに提供してくれる人が現れ、ボクらはムーンビレッジの全ての建物と木と動物たちをその(新天地)に移築、移植、移動したのだ。ほんとに(強いなりゆき)で「NEW MOON VILLAGE 」は始まり、ボクはそれを見届けて日本の岡山に戻り、両親の介護生活が始まった。
 介護生活をしながらも2度PAIに戻り、新天地「NEW MOON VILLAGE 」で生活してるうちに、(たましいのかくじっけん)をこの新天地でやってみたい!!!という強い想いが高まってゆく。この新天地には、山、小川、用水路、池、田圃、畑、果樹園、広場などが拡がり、町からの山道をさらに行くと、美しくって神秘な滝が在る。この山道は、昔、その滝「ナムトック フアチャン」(象頭の滝)への巡礼の道であって、この新天地はその巡礼者たちをもてなす処だった。ボクは、(たまたま必然)住むことになったこの新天地で、昔の巡礼者たちの(賑わい)と(気)の高まりを「再現」したくなってきたのだ。旧ムーンビレッジに住み始めたのも、昔そこで長年作ってきた田圃を「再現」したいと想ったからだ。過去から積み重なってきた(気)や(想い)を今「形」にしてゆくことで、未来にむかって「なにか」が(ひとりでに)展開してゆき、まだ見ぬ「形」が産まれてくるのだと想う。
 2012年12月といえば「マヤ暦」が終焉するといわれる年月だ。ボクは、このタイの山岳のSPACEで108日間のギャザリングをしながら、このTIMEの中で、地球や世界や人がどう変化展開してゆくのか見届けたいし、このGOOD&GODのタイミングでの(たましいのかくじっけん)で、人の(想い)と天地の(気)をふくらみ高めゆき、その高まりの中で自分や人が「なにを」自発的にしでかしてゆくのか、そして、それへの天地からの反応、をみてみたいのだ。電気も水道もなく、在るのは自然の(気)と人の(想い)と新天地の聖地性の(引力)だけだ。そして、その(引力)に巻き込まれたGOOD&GODタイミングな人たちが(ひとそれぞれ)に巻き起こしてゆく「渦」の連鎖反応。(巻き込まれたら巻き返してゆく)のがイノチの原則。
 始まりのTIMEだけ決めて、プログラムも場づくりもスタッフも何も決めないで始まるギャザリングの中で、「なにか」が起こり「形」になって変化展開してゆく(おもしろくって、おかしくって、HAPPYになれる)SPACE&TIME。この長い祭りの中で、ボクは「ジョンレノン」や「ナナオ」や友達の命日を祝い、誕生日を祝福し、結婚式や離婚式も挙げ祝いたいと想っている。そしてこのボクは、祭り期間中の2013年1月26日で62歳に成り、愛妻はるか36歳、太一6歳のTIME。果たしてこのTIME,この地球のSPACEはどのように変化展開してゆくのだろうか???お、た、の、し、み。
      COME&LOOK&CREATE with YOUR SOUL&SMILE!!!
      くるくるぱあ、とろんより。

2007年の祭りアルバム

とろんのふんいき HP表紙