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夏至の日は‥‥キャンドルナイト

★グローバル・ピース・キャンペーン★
OPEN-J BOOMERANG 495【電気って何?】より
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■山田成雲■

『電気を消して… キャンドルナイト』
http://www.candle-night.org/

■さてこの電気の正体ってなんだろう?■
今年もキャンドルナイトがやってきました。去年の夏至の日、富士山のWPPD
の会場の厨房の中でたくさんのお鍋とまな板に囲まれながらやったキャンドルナ
イトを懐かしく思っています。今年で5回目となる私のキャンドルナイト。今回
は札幌で参加させて頂くことになりました。

■現在の日本の電力事情■
原子力発電という物を簡単に説明すると、わざわざ放射性のウランを使い、この
ウランを核分裂させて放射能を蔓延させながら、そこから生まれる熱を利用して
蒸気を作り、その力でタービンを回して電気を作るという装置です。問題なのは、
核分裂させた時のコントロール法が未だに安全とはいえない状態のまま運転をし
ていることです。このあたりの限界点にたどり着いたのでしょうか、国は今度は
プルトニウムを使った方向に向けて行こうとしているのですが、これも事故三昧。

さて、イーター(ITER)という言葉をご存じでしょうか。原子力発電、プル
トニウムに次いで国の方針で6月末に六ヶ所村に誘致しようとしている発電シス
テムのことです。(このイーターについてはGoogleなどで検索してみてください) 
このイーターは、「人工の太陽を作ろう」というかけ声から始まりました。今後
50年間、1兆3千億円の研究費が使われる予定のプロジェクトです。もし発電
が可能になったとしても、営業的に送電される予定は今から百年後と想定された
壮大な計画です。

■まったく新しい発電方法■
現在、日本中の物理学者たちは、この研究費獲得に向けて必死の形相で、この人
工の太陽に荷担していこうとしています。今までの発電方法は、石油や石炭や放
射能を吐くウランを燃やし、その熱でお湯を沸かして蒸気タービンを回し、ある
いは水力で発電機を直接回して行ってきました。そして、このイーターも核融合
の熱で蒸気タービンを回して電気を得るのです。結局、燃料や方法は異なっても
やっていることは何も変わっていません。

私たちは、電気という物をまったく従来とは違った発想でとらえている小さな研
究グループと出会いました。彼らは自然界の電子を操作することで、直接電気を
取り出そうとしています。

ところで、国からでる彼らの年間研究予算は、わずか40万円たらずです。そこ
で、この研究を札幌の草の根で支えていこうと『未来地球研究所』が立ち上がり
ました。そして私が事務局を任せて頂くことになりました。今夜のキャンドルナ
イトでは、そのお披露目の意味もあって、急きょ少しばかり話をさせて頂きます。
札幌周辺の方は、是非お越しください。

この研究の将来性は「原発反対」「ダム反対」と訴えなくてもいい世界が生まれ
ること、などなど...

本日6月21日午後9時30分から『公開秘密結社あじと』で短いトークを行い
ます。テーマは『電気って何?』
場所 ■ 公開秘密結社あじと(札幌市中央区南9条西11丁目3-12)
http://www.moku.jp/pc/ajito/ajitorio/ajico/news.html
お問い合わせ ■ 011-522-2716

※ただいま「あじと」の元店長:小山田さんが、ゴミを拾いながら日本徒歩縦断
中です。目的地は沖縄の喜屋武岬です。今日は八郎潟。旅の詳細は下記のサイト
をご覧ください!みなさん、応援よろしく!
http://www.moku-jp.com/pc/mi-go/index.html

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◆松田卓也◆

「自分を知りたいならば、世界の隅々を見つめなさい。
 世界を知りたいならば、自分の奥の奥を見つめなさい。」
(ルドルフ・シュタイナー)

ドイツの哲学者ルドルフ・シュタイナー(1861―1925)は、子どもの内的生命と
自発性を尊重した学校を、シュットガルトのバルドルフ煙草(たばこ)工場の付
属学校として、1919年に開始しました。現在では全世界に約100校を超え
る自由バルドルフ学校(シュタイナー学校の別名)があると言われています。シ
ュタイナー学校の考え方は、子どもの存在を「物質体・生命体・感情体・自我」
の4つの側面でとらえ、バランスよく育成しようとするものです。

また、シュタイナーは「社会三層構造論」を唱えました。その内容は子安美知子
氏の著書「エンデと語る」にも紹介されています。

社会有機体の三層構造(子安美知子:「エンデと語る」より)
社会全体の機能を三要素に分けます。経済と法と精神とにです。そして経済生活
の領域には助け合いの力、法生活には平等の姿勢、精神生活には自由が、基本理
念として通用すべきだ。この三領域が、三つの基本原則それぞれにのっとって機
能しながら、相互にバランスをとり、インパルスを受けとりあう、というぐあい
になれば、社会が健全になるのです。

これらのシュタイナーの考え方を取り入れながら、千葉県長生郡長南町である試
みがスタートしています。モルゲンランド「あしたの国」です。千葉県長生郡長
南町の21万坪(約68万平米)の小高い丘が波のようにうねる里山に、教育、
福祉、農業、商業、医薬、国際交流にわたる暮らしと仕事の場であり、新しい文
化の発信の場、人間の再生のための「新しいまち」の創造です。

この度、「100万人のキャンドルナイトin WASEDA 」では、NPO法人あした
の国まちづくりの会代表の子安美知子氏をお招きし、リーガロイヤルホテル東京
のチャペルにて、ミヒャエル・エンデやシュタイナー思想についてお話していた
だくことになりました。入場無料の特別講演になっておりますので、ご家族、ご
友人をお誘いあわせの上、ぜひご参加ください。

「100万人のキャンドルナイトin WASEDA 」のプログラム詳細はこちらからご
確認ください。
http://www.atom-community.jp

夏至の夜、みなさまとこの機会をともに過ごすことができればうれしく思います。

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