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とろんのPAI通信(7)


 4月9日、約3ヶ月ぶりにバンコク国際空港で「はるか」と再会!28歳と54歳のハネムーンが始まる。日本とは逆でタイでは、9と4がラッキーナンバー。つづいて、7。

4月13日、タイ正月、水かけ祭り(ソンクラン)の直中、二人とも水浸しになって、カルカッタへ!!

4月19日、仏陀が6年間苦行したブダガヤ郊外の洞窟を訪ね、尺八を吹き、仏旗をもらう。

4月21日から5月3日まで、僕の第2の故郷ベナレス。今回のベナレスで(インドへの未練)が消え去って、全細胞がほっとしたのを感じる。

5月7日から17日まで、4回目のリシケシ。1回目は23年前、最初のパートナー「よっこ」ときて、2度目は独りで3度目は二人目のパートナー「きらきら」と、そして今回は3人目の究極のパートナー遙「はるか」と共に。

5月18日、べーダニケタンアシュラムのYOGAマスター「クリシュナ」に(ノープロブレム マイ フレンド)と見送られながら、二人でヒマラヤへ向かう。

5月21日、ガンゴトリー3200メーター。(クリシュナアシュラム)で笛を吹きながら、満月を待つ。

5月23日、月曜日(ブッダプーニマ)仏陀満月、インドでも祭日の特別な満月の早朝4時40分に起きてみたら、雨。意外な天の気に自分の(ながれ)をちょっと疑ったけど、あの「クリシュナ」の(ノープロブレム マイフレンド)の言葉を想い起こして、チャイを飲みながらぼーっとしてたら、7時半、雨なのにいきなり強い朝の太陽が谷間に出現し、一気に二人でガンガーの源に向かい始める。
7時間後の午後2時半、富士山頂よりすこし高い3790メーターの(ボージバアーサー)の宿泊地(ラルーアシュラム)にほとんどの荷物を置いて、さらにロケットの如く源へ!!!背後の谷間が曇り始め、向かう氷河の源辺りだけがステージのように晴れていて、4000メーター地点でカッパを着て、体温保持。と同時に背後から風。ゆっくりスローモーションのように進まないと息が苦しくなり始め、そして、ついに、雪が降り始める。はるかは、もう、夢遊病者のような足取り。(源)まであと30メーター地点での一瞬の怯みと迷い。道がない!はるかが動けない!!ここまでで十分か???あのガンガーの究極の(源)はそこを超えたところ!!!(いかなきゃ!!!)と二人で一気に倒れるように(源)へ.その瞬間、全ての晴れ間は消え去り、あの白くて美しい三角だらけのヒマラヤ風景の幕が閉じられてしまった。巨大な氷河のシャークが口を開け氷柱の牙がこちらに向かい、分厚き氷河群で冷え切った
ガンガーの源水がこちらの世界に溢れ出てくるのを目にしたとたん、二人とも、涙、なみだ、涙の内なるガンガーが溢れ出る。(源)到達時間、4時40分。

5月25日、ブダガヤからの仏旗をアシュラムに奉納して、一気に3200メーターからリシケシに戻るや否や(ノープロブレム マイ フレンド)といって見送ってくれたYOGAマスター「クリシュナ」が、20日の早朝、ガンガーで沐浴中にあ!!!っと流されて逝ってしまったことを耳にして、また、涙。ふたたび内なるガンガーが溢れ出る中、彼の死後3日目の夜、満天の星空の中に、しろいヒマラヤから浮上してきた(奇跡の仏陀満月)を想い起こし(あれは、クリシュナに違いない!!)と両の手を合わせた。

この7月で(ムーンビレッジ)3周年『とろんのPAI通信』1周年。ただいま2ヶ月ハネムーン直中で、インドのリシケシで執筆中。キーパーソンどころか(命の恩人)シリーズ第3弾は、悠、はるか、だな。2度あることは3度ある、3度目の正直、ホップ!ステップ!!ジャンプ!!!のパートナー宣言、だな。この(女神との出会いのシーン)は、僕の次の本『ムーンビレッジ』で詳しく描写しているし、5月23日(月)の仏陀満月に向かって旅してきた今回のハネムーンのハイライト(ガンジス河の源ゴーモク、ヒマラヤ4000メーターへの頂点描写)も、そのあとがきでもっと詳細に描く予定。本になったら、是が非でも、読んでよね。
遙、はるかと出会って、変わったこと。
 (1)(ガンジャ)が吸えなくなった。
 (2)(ひるね)が毎日できるようになった。
 (3)(メール)中毒が終焉してしまった。
 (4)(おなら)がやたらと出るようになった。
 (5)(さんぽ)を朝夕するようになった。
 (6)(カコ)の全てが光はじめた。

6月の満月にはもう、PAIだ。いよいよ、二人のPAIライフが始まる。木と竹と葉っぱの新居が待ってるし、新居前の広場にはできたてのかわいい多目的ステージもできている。このハネムーン直前に愛知からやって来てくれたドレッドの「かおるくん」は屋根付きっステージの横に気合の入った土間をつくってくれたし、大鹿村の笛の名手「かめさん」はその作業用にと(猫車)をプレゼントしてくれ、いろんなひとたちの(想い)と(強いなりゆき)でムーンビレッジが展開してゆく。大鹿村、といえば、わすれてならないのは、昨年「大鹿のあき」がやって来て、文明開化してくれたことだな。電気配線をしてくれ、スイッチまでつけて、灯をともしてくれたのだから。
ムーンビレッジにスイッチオン!!!の恩人。みんな、この、オーラに包まれた癒しの町カップル誕生の町おっぱいのPAIにまたやっておいでよね。雨季に入ると草刈りが大変だけど、芝と四つ葉のクローバーのムーンビレッジはハダシで歩けて、きもちがいいよ。

7月7日、お米の種まき。8月3日、田植えの予定だから、タイ、インド方面の旅人たちよ!!一緒に田植えして、メシ食って、酔っ払って、笛たいこ、踊り。そしてPAIのやさしい女神たちに癒されにおいでよ。そしてなによりも、森に流れる小川の温泉!悠!!はるかなる山々と空、星、月、7色の虹!!!

ps 7月7日といえば、僕の男パートナーの「けいじ」の結婚相手、魅惑の韓国女「みず」の誕生日!パートナー出現の町、PAI。

MAY HONEY&MONEY GO ROUND ON EARTH!!! とろんより、インドの風を!!!


「ムーンビレッジ・ムーン二ティ」
東京三菱銀行・岡山支店 普通預金 601−0898987「アラカワヒロシ」
‥‥鉄橋修復のカンパ募集!(詳細は前号を見てね)


 http://soul-love-fusion.com  とろんのHP http://amanakuni.net/toron/
 とろんより、アンタに向けて、ちゅ!!!
               
                                       (イラスト:なな)


No.131=2005年7・8月号

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