amanakuni Home Page | なまえのない新聞ハーブ&アロマテラピー | 八丈島の部屋

とろんのPAI通信(18)

 ムーンビレッジを始めるきっかけを作ってくれた男パートナーの(けいじ)と、まだ9ヶ月の太一の母親で僕の女パートナーの(はるか)からの、まつりに向けての想い。まずは(けいじ)へのインタビュー。 

 まつりで何をしますか? 
「BEER BAR サドゥー、の営業」
 どんなまつりになりそうですか?
「予想もできません」
 PAIにどうしてすんでるの?
「たまたま通りかかって立ち止まってしまいました」
 自分にとって今回のまつりの意味は?
「87年隠魂(おに)祭りから20年、ひとつの区切りですかね」 
 これからのPAIでの展望は?
「流れに身をまかせる、がモットーです。展望はありません」
 (ひとそれぞれ、みんなちがってみんないい)についてのコメント。
「ひとそれぞれでも、みんな同じで皆悪人だったら気持ち悪いと思いませんか?」
 男と女についてのコメント。
「独身の者としては、仲の良いカップル達に破局がおとづれることをチラッと願ったり。パートナー募集中です。よろしく」
 テクノや大音響パーティーはどう思う? 
「良いとおもうけど、よそでやってもらいたい」 
 まつりにやって来る人たちに、何をいいたいですか?
「BEER BAR サドゥーにいらっしゃい」
 お金について?
「止めてしまうとまわってこないもの。BEER BAR サドゥーで使いましょう」
 イヤな人間に対してはどう対応しますか?
「自分をヤな奴と感じながら50年以上つきあってきました。がまんするしかないですね」
 神様はいるとおもいますか?
「はい、私がそれです」

 そして、愛妻(はるか)から皆様へ。

 PAI...(なんなんだろう、この町)って時々思う。四方を山々に囲まれ、その中をパイ川がゆったりと流れる。朝は冷たい澄んだ空気、鳥のさえずり。昼間の太陽と熱気。涼やかな夜、虫の鳴き声。豊かな自然の中に強烈な引力をひめた町。竜巻みたいに時に人をその目の中にポンとおさめてみたり、容赦なくはじき飛ばしてみたり。時空はすごいスピードで流れ、突飛はちょいちょい起こる。魅力的なんだなあ。

 MOON VILLAGE...私達の家で皆のくつろぎの場。友達が遊びに来る、旅人がたづねてくる。作業を手伝ってもらったり、お祝いをしたり。そのときそこにいる人達でMOON VILLAGEの様子はガラリと変わる。ワイワイしてたのにフッと話がとぎれて皆が遠くをみつめる、そんな瞬間が好き。

 2007年...もうじき祭りがやってくる。祭りはもう生き物みたいにひとりでに動き出してる様に感じる今日この頃。日常の中に祭りがとけこみ、祭りの中に日常がある、そんな祭りがいいな。人と自然と宇宙のキレイがみれたらいいなと思う。

 7月7日の七夕、まつりの初日の朝、米や野菜や木や花等の種をまくので、みんな、ひとそれぞれの種をもってきてくださいね。こんなにはやくやってきたのかと驚くくらいはやくきて、みんなで大地を耕そう。
 ひとそれぞれの(あなた)が発信源、ひとそれぞれの(わたし)が光り放つ星、ひとそれぞれの(あの人)が命のよりどころ、どの花みてもキレイだな☆2007年まつりフライヤーから抜粋。
 自分のイノチの想いをイノチの形に!!!いいだしっぺ、がリーダーシップ。そして、PAIは自分のやったことが自分に返ってくる不思議なSPACE。イノチが鼓舞され鼓舞してしまう処。
 ムーンビレッジでは、情報版にひとそれぞれが発信したフライヤーがはられてゆく予定なのでオタノシミ。プログラムなしスタッフなしなので、全ての展開はひたすらアナタやボクやアノヒトの(自分力)(アート力)(自発力)にかかってる。49日間続くのだから、まずは、ゆっくりとPAIの町やMOON VILLAGE を自分の目と足と心で観てまわること、だな。そしてこのまつりには、自分にとって(得した感じ)をもてるように参加したらいいし、日本に戻っても(つながってゆく感じ)がしたらいいな。このまつりで自分の中の未知なる(なにか)にスイッチがはいるといいよね。ひとりでに展開してゆく(おもしろくって、おかしくって、HAPPYになれる)いままでにないARTな、まつり。たましいにかくじっけん。
 ムーンビレッジでは、誕生日祝い、結婚式離婚式、満月半月新月祝いなどのイノチの祝い事を静かに深くやりたいな。大音響やジャンベ等はそれに応じたSPACEがあるので、地図を片手に(PAI通信一月号か、ぼくのホームページからPAIの地図をプリントアウトできるよ)自分の足で探すと楽しいよ。とにもかくも2007年は(日タイ修好120周年)だし、60年以上も前にPAIの町にやって来た日本の兵隊さんたちがこの町に残したモノへの(イノチのバランス力)となればいいな。(微笑みが心をつなぐ愛のかけ橋...120周年記念のポスターのことば)
 今、ムーンビレッジでは7月7日に向けて毎日やることだらけだけど、旅人もよくやってきて手伝ってくれるので、毎日が楽しみ。もう、まつりはすでに、始まってるのだ。ぼくなんか、4年前からはじまってるのだからなあ。縁あるひとたちよ!!まだ見知らぬステキなアナタとココで遭遇するのは、いつ??早めにやってきて、一緒にこの場の気を高めてゆけるとシアワセ。たましいのかくじっけん。
 55歳でPAPAになったとろんより


2007年のお祭りへの祭銭‥‥三菱東京UFJ銀行 岡山駅前支店 601−0898987「アラカワヒロシ」

 http://soul-love-fusion.com  とろんのHP http://amanakuni.net/toron/
 とろんより、アンタに向けて、ちゅ!!!
                     


No.142=2007年5・6月号

なまえのない新聞のHome Page

amanakuni Home Page