とろんのPAI通信(22) 突発編


 昨年の49日間の祭り(たましいのかくじっけん)も成仏され、祭りの初日7月7日七夕の朝に皆で蒔いた種籾も、11月の満月の朝に稲刈りできて全細胞でほっとしていると(たまたま必然)岡山に住むボクの両親が二人同時に痴呆症で入院してしまった。そしてPAIでは我がムーンビレッジがなにものかに買収される話が決まってしまったのだ。

 そして今、ボクと愛妻はるかとムーンビレッジで産まれた太一の3人は、両親の介護の為にPAIから岡山の吉備路(総社市)に移ってきて2ヶ月経ったところだ。本能的に6段変速機付きの新品自転車を2台お揃いで買って、瀬戸内の穏やかな冬の日差しの中、故郷の美しい吉備路を3人でサイクリングしながら、未知なる介護生活が始まった。

 祭りに向けて6年間PAIで変化展開してきて完成されたムーンビレッジは、今年3月からもっと山奥の広くって静かで電気もない川沿いの新天地に解体移動を始める。ボクらも介護サービスをフルに活用して、3月から1−2ヶ月PAIに戻ります。(たまたま必然)旅人のアナタと一緒に、スタートAGAIN!の大移動の様を体験できたら、ミラクル!!(一寸先は光!!!)(大丈夫じゃないけどダイジョ〜ぶ)な、いつまで続くかわからぬ岡山での未知なる介護生活の展開模様は、月2回発信している(メルマガ北海道人)の『とろんのPAI通信』をよんでくださいね。登録すれば毎回配信してくれるから、よろしくね。
 (http://www.hokkaido-jin.jp/) あるいはボクのホームページ(http://amanakuni.net/toron)

ボクのふるさと吉備路かPAIの新天地でアナタと遭遇できたら、この世の天国!!!みんな時と共に死に行く運命。涙が出るほどイトオシイ今、ここ、ボク、アナタ、そしてボクの父母、ふるさと。        介護初心者のとろんより。